【メンズ必見】簡単3ステップ!メンズスキンケアの基本
近頃、メディアでも男性向けの化粧品が取り上げられることが多くなってきました。
以前に比べるとメイク男子も増え、美意識の高い男性も増えてきています。
でも、
「スキンケアってめんどくさそう」
「何からはじめればいいのかわからない」
「目立った肌トラブルもないし、まだ何もしなくても大丈夫」
という方も多いのではないでしょうか。
女性と比べると注目されにくい男性の肌ですが、実はスキンケアをしている方としていない方では大きな違いが出る部分でもあります。
今回はそんなメンズスキンケアの基本について書いていきたいと思います。
男性の肌について
メンズによくある肌トラブルの原因は「男性特有の肌の特徴」にあります。
男性の肌の特徴は以下の4つです。
・女性の肌に比べると水分量が30~40%しかない
・メイクをしないため外気や紫外線に直接さらされる
・毎日のシェービングで大きな負担
・女性の肌よりも厚みがあるので皮脂が活発(皮脂量は女性の2倍!)
上記のように、男性の肌は女性の肌に比べると想像以上に過酷です。
皮脂が多いため、ベタついたりニキビができやすかったり。
水分量が少ないため赤ら顔になってしまったり、粉ふき状態になってしまったり。
紫外線にさらされっぱなしでシワやたるみができやすかったり。
多くの男性が抱える肌トラブルはスキンケアで解消できることも多いのです。
スキンケアの基本はシンプルに「洗う」、「整える」、「保湿」の3ステップ。
美容液やパックなどもありますが、まずはこの3ステップだけ守れば大丈夫です。
ただしどれか一つでも欠けたり、順番を守らないと意味がなくなってしまうので注意してください。
それではそれぞれ詳しく見ていきましょう。
ステップ1:洗う
当然ですが肌が汚れている状態では、いくら高い化粧水を使っても浸透せず、もったいないことになってしまいます。
一日過ごした肌は、皮脂や汚れでコーティングされているような状態です。
まずは洗顔で肌を清潔な状態にしましょう。
■クレンジング
メイクをしていなくても、男性の肌は皮脂が多いため、洗顔だけでは落としきれない皮脂が残る場合があります。
女性のようにしっかりとクレンジングをする必要はありませんが、一度軽くクレンジングしてから洗顔するのがおすすめです。
ただし、クレンジングは肌の負担にもなりやすいためやりすぎは禁物です。
特にオイルタイプのクレンジングはメイクをしていない肌には刺激が強く、皮脂を落としすぎてしまうので、まずはミルクタイプやクリームタイプのクレンジングを選ぶ方が良いと思います。
おすすめは、「ちふれ コールドクリーム」
SNSでも一時期話題となり入手困難な時期が続きましたが、最近は安定して購入できるようになりました。
なんといっても本体300g入りの大容量で¥650(税抜き)とお求めやすい価格と、取り扱い店が多く、スーパーやドラッグストアなど手に入りやすいところが魅力ですね。
日用品の買い物ついでに購入できるので、男性でも買いやすいかと思います。
こちらのコールドクリームは毛穴の黒ずみと角栓に効果が絶大で、「肌が生まれ変わる魔法のクリーム」とも言われています。
使い方は簡単。
適量(さくらんぼ大)を手に取り、くるくると優しく顔になじませ、洗い流すだけです。
実際僕はこちらを使い始めて1年程たつのですが、鼻の毛穴はほぼ目立たないレベルになりました。
さすがに1回で毛穴が全部消えたり、角栓がゴッソリ取れたり・・・とまではなりませんが、使い続けることで明らかに違いがわかるようになります。
■洗顔
軽くクレンジングした後は、洗顔フォームを使ってしっかりと洗顔をしていきましょう。
以前拝見したサイトでは、4000円以下の男性向け洗顔フォームは効果がないという記事を見かけましたが、そんなことはありません。
プチプラでも優秀な洗顔フォームはたくさんありますので、まずはドラッグストアでも購入できるプチプラの洗顔フォームから試してみるのがおすすめです。
僕のおすすめは「ビオレ おうちdeエステ 肌をなめらかにする マッサージ洗顔ジェル」です。
こちらのジェルはグリーンとピンクの2種類ありますが、僕がおすすめするのは毛穴用のグリーンのラベルです。
こちら単体でも鼻や頬の毛穴、肌荒れに効果があるのですが、前述のちふれのコールドクリームと合わせて使うと更に毛穴と角栓に効果があります。
また洗顔フォームはよく泡立てて使う事を推奨されるのですが、こちらはジェルタイプで泡立てずに使えるので、手軽という面でもおすすめです。
ステップ2:整える
洗顔をした後の肌は、とても無防備な状態になっています。
ニキビ、粉吹き肌、敏感肌、シワ、たるみなどといった多くの肌トラブルは、皮膚の乾燥が原因の場合が多いです。
もともと男性の肌は女性に比べて水分量が少ないため、しっかりと保湿しないといけません。
またお風呂から出た後の肌はどんどん乾燥していきますので、化粧水を塗るのはお風呂から出た後3分以内を目安にしましょう。
僕は体を拭いた後すぐ、服を着るよりも先に化粧水を塗っています。
せっかく綺麗にした肌に、ほこりなどの汚れがついてしまったらもったいないので、なるべく早く塗りましょう。
化粧水については高い化粧水を使う必要はありませんが、とにかく惜しまずたっぷりと使う事が大切です。
手もしくはコットンにたっぷりと化粧水を取ったら、優しく肌に染み込ませるように塗ります。
最低でもそれを二回以上は繰り返してください。
ここでも、必ずしもコットンを使う必要はありません。
コットンを使ったほうが保湿効果が高いと言われていますが、コットンに染み込んだ分の化粧水がもったいないので、僕は手で塗っています。
その分何度もおかわりしながら肌に化粧水を浸透させています。
おすすめの化粧水はいくつかあるのですが、何度もリピートして使っているのは「無印良品 クリアケア化粧水(高保湿)」です。
無印の化粧水はいくつか種類があってどれもおすすめなのですが、クリアケアシリーズは
・肌が脂っぽく、テカリやベタつきが気になる
・毛穴の開きやニキビが気になる
・肌のざらつきやキメが気になる
という方におすすめされているので、男性にもピッタリだと思います。
僕は特に乾燥肌なので、高保湿タイプを使っています。
パックや美容液などを使う場合は、化粧水で肌を整えた後に使います。
もしパックと美容液を同時に使う場合は、化粧水→パック→美容液→乳液という順番で使いましょう。
まずは化粧水で土台を整えた後、パックや美容液で栄養を与えて、乳液で蓋をするという順番で覚えると覚えやすいかと思います。
ステップ3:保湿
化粧水を塗った後は、必ず乳液で蓋をしてください。
化粧水は蒸発しやすいため、乳液で蓋をしないとせっかく塗った意味がなくなってしまいます。
また、自分は皮脂が多く肌がテカってしまうため、油分の多い乳液は逆効果になると勘違いされている方も多いのではないでしょうか。
実は、肌がテカって脂っぽくなってしまうのも乾燥が原因の場合が多いのです。
肌の保湿が十分ではないと、肌は乾燥を防ぐために皮脂を多く出すようになります。
皮脂の過剰分泌は肌がテカってしまうだけでなく、ニキビや角栓、毛穴の開きの原因にもなりますので、しっかりと保湿していきましょう。
化粧水を塗ってから1~2分ほど待って、化粧水が肌に浸透してから乳液を塗ります。
もし乳液を塗った後のベタつきが気になる場合は、乳液を塗ってから5分ほど待って、十分肌になじんでから軽くティッシュを顔に当ててオフするとマシになりますよ。
乳液の役目はとにかく蓋をすることなので、高いものを買う必要はありません。
高い乳液を買うなら、美容液や化粧水にお金をかけた方が効果的だと思います。
僕は「無印良品 乳液・敏感肌用(しっとりタイプ)」を使っています。
大容量でお得なのと、余計なものが入っていないのでこちらをリピートしています。
前述したように乳液は蓋をすることを目的としているので、極端に言えばどんなものを使っても良いのですが、やはり肌に使うものなので余計な添加物が少ないものを選ぶ方が良いと思います。
手軽に買えるメーカーの中でも、ちふれや無印良品は添加物が少ないので敏感肌の方にもおすすめです。
スキンケアはとにかく続けることが大事
スキンケアの基本は以上の3ステップです。
スキンケアは短期間で効果が出るものではないので、すぐには変化を実感しにくいかもしれませんが、とにかく続けることが大事です。
最初のうちはめんどくさく感じるかもしれませんが、慣れてしまえば数分で終わります。
スキンケアはするとしないとでは大きく差が出る部分なので、習慣化して続けてみてください。
肌は意外と与える印象に大きく影響します。
肌が綺麗なだけで若々しく好印象に見られますので、ぜひこのスキンケアを実践してくださいね。